【英語】『Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル』を終えて
文法は短期間勝負だとつくづく思い知らされて
何かしらのカテゴリを体系として習得しようと思ったら、短期間で勝負する方が相互の繋がりを捉えやすいですね。
忙しさに負けて怠けたので、Mr. Evine当初1ヶ月で終えるつもりが終わってみたら開始から3ヶ月が過ぎていました。フォローアップとしてTOEICの文法問題を電車の中で解き続けています。知識は吸収するだけでなく、使ってみて初めて身につくものだと教わっております。
もっと駆け足で演習しても良かったと思う。結論として、Mr.Evineは薄い本で効率よく、そして次のステップ「英文を構造的に理解する」を意識しながら学べる佳作だと言えます。そりゃ多くの人が薦めるわ。
別冊解説付 Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル (Mr. Evine シリーズ)
- 作者: Evine
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2007/06/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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中学英文法の地盤固めを終えて
しかしこれでようやく高校生レベルの知識に追いついたのか知らん。
文法を中学生レベルから高校~大学受験レベルに引き上げるために使う本は『一億人の英文法 』と決めていました。今度はMr. Evineと違って、本の推奨する1週間から10日で読みきりたい。読み切る。うん。頑張る。
中学英文法力を固めて改めて驚愕して
Mr. Evine最終章を終え英文解釈本を始める下地ができたので、『英文解釈教室 入門編』を開始しました。高校一年生から使える本って話だもんね。
「英文解釈教室 使い方」で検索かけてこのブログに来て下さった方がいらっしゃいました。
俺はExerciseと本文をコピーしてノートに貼っています。英文和訳問題が出ない限りはサラッと読んでしまい、解説をフンフン読み進めます。Exerciseと下線部和訳問題のみSVOCM取りながら構文をチェックする感じ。全文キッチリ和訳するには時間が足りないよね。大学受験生なら愚直に全文和訳しても良いんだろうけど。
ここらへんは高校生の時は全く理解してなくて、体系建てて他国語学習にも展開するには抽象していく必要があって、初めて『精読』に取り組んだときはどうだったかを思い出さなきゃいけないかもしれない。
いつの間にか英語論文が読めるようになっていたので、どんな勉強法をしていたのか自分でも分かってない。浪人予備校時代、構文の重要性を講師が説いてくれてたけど、ほとんどサボって『入門英文解釈の技術70 』を読むという無駄金を親に負担させていたのだけは覚えてる。親不孝者だ。
【英語】脳の回路を強化して反射力を鍛えよう
家でなら音読するものの、流石に電車の中では憚られます。
声さえ出さなければ電車移動の時間も格好の勉強タイムですね。
Kindleで面白い本を探してたら、漫画読む以外に使い途ができました。それがこちら、文法特急。
大学受験時代に使っていた単語帳はシステム英単語 (駿台受験シリーズ)なんですが、受験先の試験に出る形そのままで単語を収録しているところが白眉でした。『単語の意味は覚えてないけど、この形はシス単で見た』という、アレな英語力でも関関同立の試験突破ぐらいなら簡単にできるので、英語が苦手だった高校時代重宝してました。授業の単語テストは白紙提出でも入試なら突破できる、っていうのは寓話的にはアウトだと思いますけどね。
この本もどこかシス単を思い出す構成です。ぶっちゃけ解説の和訳は読み込んでません。その代わり、なぜその選択肢が正解で、なぜ他の選択肢は間違えなのか、という部分を大切にしています。
人間の脳は繰り返し使うことでシナプス間の繋がりが強化され、使い込むほど素早く判断できるようになるとか聞きます。
学習初期はそういう反射神経を身につける期間なのではないでしょうか。
並行して先日の記事で書いたように単語帳アプリ開発やってますけど、こちらも初期の「反射神経」を鍛えるレベルで使い勝手をよくしたいですね。
英英辞典みたく、その国の言葉で意味を理解する方が理に適っているのは確かです。でも、英英辞典を読みこなすにも最低限の語彙力は必要です。
この「最低限の語彙力」に対応した脳の繋がりを作る作業は、後回しにできないんじゃないかと個人的に思っております。
華麗に外国語を自侭に使える姿もカッコイイと思いますが、やっぱ足元は泥臭い積み上げしていかないと立つ瀬がありませんね。