準高等遊民生活、またはポリグロット目指して多言語学習する日々

めいぼうじんの弟が語学(英語・韓国語・中国語・ロシア語)習得したりギター・エフェクターの製作したりちゃんと真面目に働いたりするブログ

【韓国語】 『ハングル書き取りノート』から始める挫折しない韓国語

『挫折しない』を目標にした、韓国語の学習基礎固め

 外国語学習を進めていると、何度も壁にぶち当たって学習が苦痛に変わり、挫折してしまうことってよくありますよね。俺も、韓国語に挑戦するのは多分人生で五回目くらいです。なんでそんなに挫折したんでしょうね。独学用の教科書が分厚すぎるんですよ。薄い本、とても大事。

  『英語上達完全マップ』で一番最初にやるべきことは「中学英文法の復習」からでした。中学1年生の頃に使っていた教科書を思い出してみると、最初にアルファベットを覚えて、次のレッスンからは会話がメインだったかな。と言ったところ。いわゆる長文は高校入試には出てきたけど、中学3年間のどこかで扱っていたかどうかは忘却の彼方です。自分の不甲斐ない過去を思い出しても、中学の試験はなぜか点取れていたけど、真面目に文法を意識したのは大学受験を控えてからでしたね。(高校時代は英語で赤点以外取ったことがありません)

 

 最初の内は(文法を意識しながらの方が断然効率良いでしょうが)、簡単な会話文から始めて薄い本を1冊終えれば、それが血となり肉となって次の本へ進む原動力となるはずです。

 ってことで。『ハングル書き取りノート』シリーズは文字の読み方・発音や簡単な会話文を学ぶ取っ掛かりとして、オススメできます。

 

  『ハングル書き取りノート』シリーズの紹介とその利点・欠点

1.まずは英語でいう「アルファベット」を学ぼう

 日本語ならば「あいうえお(50音表)」や「いろは歌」があるように、韓国には「カナダラマ(反切表)」があります。『改訂版 3日でできる超入門ハングル書き取りノート』がカバーする範囲ですが、続編の方でハングルの読み書き復習コーナーがあるので、この本は飛ばしてもいいかも知れません。しかし、ディクテーションを真面目に研鑽したい、という方(TOPIKやハン検受験を目指す方)はこの本に取り組むところからスタートして耳と口を慣らすのも良いですね。

 この本からは母音・子音、激音・濃音・パッチムと、ハングルの読み書きを学べます。3日×4時間でできると書いていますが、ぶっちゃけ各レッスン1時間も掛からないと思います。夜寝る前に机に向かって、ちょっと勉強する×3日間、と考えればタイトル通りの量かも知れません。

 一応最後にかんたんフレーズとして挨拶文など(5種類 少なッ!)をなおざりに学べますが、基本的な文法の紹介は次の本へと譲ることになります。

 

2.聞き取る力を蓄えながら簡単な文法を学ぶ

 『改訂版 1週間でできる初級ハングル書き取りノート』は、「です・ます」「てにをは」「こそあど」「数詞」など、身近な会話ができるような表現が盛り込まれています。序盤にハングルの読み方を復習するコーナーがあるので、『超入門』ではなくこちら『初級』から入られる方もいらっしゃるでしょう。

 この本自体《短文暗唱》のパターン訓練に使えるので、一度で二度オイシイ本と言えますね。

 

3.ノリが合うならおかわりを

 このシリーズが気に入ったなら『3週間でできる初中級ハングル書き取りノート』 』も《短文暗唱》の教材に使っちゃいましょう。最初はディクテーション用教材として使い、サイクル回したら《短文暗唱》の素材に大いに役立つでしょう。

 

4.重大な欠点

 このシリーズ、入門の足がかりとしては使いやすいのではないでしょうか。

 ただ、『初中級』までのレベルを想定しているせいか、ハングルにフリガナが振られています。これをメリットと捉える初学者もいますが、母音でさえ「オ」「ヨ」「ウ」「エ」の聞き分けができない理由は『ハングルをハングルとして発音していない』からに他なりません。そして、発音できない文字は概して聞き取ることができません。

 逆に、韓国人の側からしてみても、日本語を日本語として発音できなくて韓国訛りの日本語を話す人いるでしょ。そこのあなたも自分の発話が同じように不自然に思われてる可能性大ですよー。

 

挫折してもいいんです

 人間、楽しみにして行動してないと脳が働かなくなってほとんど成果出せないようにできているそうで。イヤイヤやるぐらいならスッパリ諦めて、しばらく離れて。で、寂しくなってきたらまた手に取れば良いのです。私なんか5回目の出戻りです。今は非常に楽しく勉強してますけど、いつまで保つか自分でもワクワクしてきた!( ・`д・´)

 上手いこと韓国・朝鮮語の《完全上達マップ》を策定できるようになればいいなと思います。

 

 

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